復活! 酔虎伝〜いまだ酩酊

帰ってきたロドリゴ。
すっかりおとなしくなって…
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ロドリゴ、京都秘話
片岡義男は、今ではすでに殆どの人にとって過去であり、
遠く忘れられた存在になっている。
今の若い人たちには、その名前を知らない者さえいるだろう。
しかし、僕にとっての片岡義男は永遠であり、その存在は不滅である。
ある意味、僕は片岡義男で作られ、片岡義男によって維持されている
と言っても決して過言ではない。
エンド・マークから始まる―片岡義男恋愛短編セレクション・夏
エンド・マークから始まる―片岡義男恋愛短編セレクション・夏
片岡 義男
氏の作品は大変に多く、あまりに多すぎてあまりに出版流通され尽くしたために、
いまでは赤川次郎と同様に古書店ですらワゴンの中に追いやられ、果ては一冊10円程度で投げ売られている状況になってさえいる。
本当に、'80当時は誰もが片岡義男を読んでいた。そして、誰もが片岡義男に共感し、
片岡義男のように行きようとした。当然、僕もそうだった。
自立し、自分の信念のみを信じ行動する。そして、常にクールであること。
酒というものとの付き合い方、女と男はどうあるべきか、仕事とはどのように
あるべきか、旅とは何か、車やバイクとの付き合い方etc…。
しかし、日々の暮らしの中で、それらは多く失われていく。理想と現実は
悲しいことに遥かな距離があることを日々の生活は教えてくれる。
そして、その距離があまりに離れすぎようとしているときに、僕は今でも
片岡義男を引っ張り出す。実家にいけばすべてが揃っているのだけど、
今は手元になかった。そこで、古書店へ行く。
彼の文庫本・単行本のすべてが100円で手に入る。
それをもって、僕は京都に行った。
今回の京都の旅は、日常から非日常への切り替え、スイッチの切替が目的だった。
それがたまたま紅葉の時期だったというだけの話だ。
悲しいのか嬉しいのか、名古屋〜京都間はひかりでも一時間はかからない。
本が落ち着いて読める状況ではない。座って本を開き読み始めてやっと話の流れに
入ったあたりで、もう京都に着いてしまう。これが東京からなら読書にはちょうどよいくらいなのだけど。しかし、その辺が片岡義男である。彼の作品はとても読みやすく
短いセンテンスでテンポよく進行していく。しかも、短編の名手である彼の作品は
殆どが30枚くらいの短編だ。こんな短い旅でもしっかりと一編一編区切りよく
読んでいける。
そうして、僕の非日常への旅は、彼の本を取り出したところから始まった。
京都という街もまた非日常の象徴である。(京都の人にとっては常に日常だが・・・)

このようにして、僕の非日常化は為された。
そして、また今日から、非日常化されたロドリゴは、日常と戦いながら
非日常人として有り続ける努力をし続けるのだ。
さぁ、今日から元気に呑み続けよう。(結局それかよ!)
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| ロドリゴ | 絶滅種図鑑 | 10:10 | comments(2) | - |
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